1991年6月3日に発生した大火砕流です。

死者43名、行方不明者9名の多大な犠牲者を出したこの火砕流は、あらためて噴火に対する対応や認識を改めさせられるものでした。

噴火活動が開始されてから、山頂付近に形成された溶岩ドームは日に日に拡大していましたが、その時点では火砕流の発生を予期することはできなかったのでしょう。当時の認識の甘さから、取材陣や地元消防団、住民など、
ある程度の危機を感じ避難後退していたものの、この予期せぬ大規模火砕流の発生によって高温の熱風にさらされ、命を落とす結果となりました。

この映像は溶岩ドームの崩壊から火砕流発生のメカニズムをとらえた貴重な記録となりました。 しかし、迫り来る火砕流と逃げる人々の映像は改めて自然災害の怖さを感じドン引きです。