坂本龍一は少なくともハイソな家庭に生まれ育ったサラブレッド。細野晴臣は1970年代の日本のロックシーンの中にいた人、高橋幸宏も同様です。当時の日本のロックシーンは、仲間たちが好きなように好きなことをやっていた時代。なので、そこから生まれたものは海外に比較し限定的と言わざるを得ないです。

音楽的には坂本龍一が飛びぬけていて、細野と高橋はいささか心もとないわけですが、当時の坂本は無名に近い存在であったのに対し、両名はすでにメジャーな存在でした。
うがった見方をすれば、そんなこともYMO結成の理由になったのかもしれません。

当時、鳴り物入りで売り出したYMOは、テクノミュージックの先端を切り開いたわけですが、90%は坂本の電子楽器のサウンドで、細野、高橋の存在はとりたてて(音楽上では)意味をもっていません。

これはYMOの出世作となった「RYDEEN」です。有名なリフなので一度は聴いたことがあると思いますが、今になると味気ないサウンドに引きますね。