小泉氏が自民党総裁選挙に勝って、首相に指名されてからも、株価は下落の一途をたどりました。そして気がつくと日経平均¥7,000台まで。
そこで経済にはほとんど無関心の小泉首相は、タブー視されてきた金融機関の不良債権問題に切り込みました。

手法は、金融機関に対して無尽蔵に資金供給を行い、落ち込んだ税収の代わりに国債の大幅発行で、金融機関に買い取らせた。そしてその運用益で順次不良債権を償却させたわけですね。

つまり、バブル経済のツケである金融機関の不良債権はそっくり政府負債に移転されたわけです。これはつまり、資本主義経済における究極のモラルハザードです。

小泉首相は「郵政民営化」を行政改革の柱としていましたが・・・結局官僚機構の改革はまったく進みませんでした。

ただし、小泉時代とは・・・政治に変化をもたらすには、これだけのインパクトが必要だということでしょうね。その点、ライバル不在の安倍政権は、日本に変化をもたらすことはできないでしょうね。