1960年代のメインは、いうまでもなく東京府中で起きた「3億円強奪事件」でしょう。そして、とうとうこの事件は「迷宮入り」となりました。

とにかくこの事件、現金強奪という内容もさることながら、白バイ警官に変装しての犯行、そして厳重な捜査の目をくぐる抜けての「迷宮入り」と、ストーリー性が抜群です。

幾度となく小説、映画、ドラマなどに採用され、事件そのものがある種の文化を形成してしまったと言っても過言ではありません。

しかし、個人的には「ライフル魔・金喜老」の事件。なんとメディアを引きいれて自己主張するだけでなく映像の撮影も許可したという前代未聞の事件でした。

彼の立場や境遇を考えると、こういう事件と言うのは明らかに社会の歪が生みだすものと分かりますね。