中国は50以上の民族によって構成される多民族国家で、中国共産党の中心をなす漢人は、歴史的にみてもかなり迫害されてきた。だから、中国のなかで最も勢力の強まった民族が、その時々で多民族を弾圧して圧政を布くというのが中国の歴史で、第二次大戦後は毛沢東率いる共産党が、多民族の大虐殺を繰り返しながら支配しているという国家構造が現在まで続いている。

当然のことながら、中国共産党が一党独裁体制を敷けば、隣接する他地域を侵略し、制圧地域を拡大してゆく。武力、力による侵略は中国の歴史そのものであって4000年のおぞましい歴史が現在でも延々と続いているわけだ。 したがって中国共産党(漢人)にしてみれば、隣接する国家態勢の弱いチベットやウイグルを侵略し、領土・資源を奪い自治を剥奪するのは、「当然の行為」なのだろう。

しかるに、物理的な侵略だけでなく、精神的・思想的侵略は簡単ではないのも歴史は物語る。チベットの場合精神的指導者は言うまでもなくダライラマで、チベット人は越境してダライラマに詣でようとする。
其の時に国境警備兵によって、まるでシューティングゲームのように銃殺されてしまうのだ。

それを目の当たりにした登山家達は、完全にドン引きしてる。目の前で次々にチベット人が銃殺されているのだから当然だよね。

だが、これが世界の現実だということに目をそむけてばかりはいられない。なぜなら中国共産党の拡大政策はチベット、ウイグル、モンゴルだけではないからだ。 南シナ海も尖閣も台湾も、そして沖縄も、中国共産党の拡大政策のターゲットであって、いつ、何を仕掛けてくるかわからない状況に晒されているという現実を自覚しないといけないね。

ドン引きしてる場合じゃないんだけどね。